特集 在宅ターミナル 逝く人の支援を考える
扉
pp.217
発行日 2008年3月10日
Published Date 2008/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100945
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
わが国では,2025年に4人に1人が高齢者になると予想される。超高齢化社会では多くの高齢者が在宅介護を受けることになり,地域で死に逝く人々への支援が保健師にとって重要な課題となる時代が,すぐそこに来ている。とくに,地域で緩和ケアが受けられ,末期のQOLを向上させるような地域ケアシステムを他組織と連携し構築することが,保健師には求められる。
今特集では地域ケアが求められる背景を知るとともに,他組織と連携しながら在宅緩和ケアのネットワークを構築した事例や,遺族への悲嘆ケア,難病患者への在宅療養支援方法などを紹介する。ターミナル期の支援に,保健師は何ができるのだろうか。
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.