特集 住民が求める安全・安心のまちづくり セーフコミュニティで保健活動が変わる
扉
pp.1069
発行日 2007年12月10日
Published Date 2007/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100873
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セーフティプロモーションという言葉をご存知でしょうか。住民組織など多機関と連携・協働して,科学的な分析をもとに予防可能な事故や外傷を減らす取り組みのことです。この取り組みを推進している地域のことを,セーフコミュニティと呼びます。
「安全なまちで安心して暮らしたい」という人々の思いに立脚したセーフコミュニティは,住民の自主的な活動を導き,地域力を再生させるという点でも注目を集めています。保健師が昔から取り組んできた子どもの事故予防,高齢者の転倒予防,自殺予防なども,セーフコミュニティ活動の一環と捉え活動する自治体も出てきました。
本特集では,新しい地域づくりとしてこのセーフコミュニティの取り組みを紹介し,保健師としての関わり方を事例から考えていきます。
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