特集 「頼れる先輩」になる 現任教育における指導者の役割を考える
扉
pp.855
発行日 2007年10月10日
Published Date 2007/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100856
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法制度の改定がめまぐるしく行われ,人数削減や分散配置が進むなか,現場での教育が緊急の課題となっています。新任者に即戦力を期待しつつも,世代間格差に戸惑い,どう関わっていいのかわからないという声を聞きます。一方,夢を抱いて保健師の世界に飛び込んだものの,欠員による指導者不足や多忙に悩まされ,理想と現実のギャップに苦しむ新任者の姿もみえてきます。
忙しい現場に新任者を迎え,共に育ち合うためにはどうすればいいのでしょうか。本特集では,現場の声からいまの現任教育の課題を明らかにし,新任者と向き合うためにはなにが必要か,「先輩保健師」としてどのような役割を果たせばいいのか,民間企業のノウハウや現場での取り組みをとおして探っていきます。
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