連載 保健師は燃え尽きている…・4【最終回】
保健師のメンタルヘルスの事例分析
今井 博久
1
,
本山 厚子
2
,
高橋 明子
2
,
綿田 浩子
2
,
池田 カズヨ
2
,
池田 ひとみ
2
,
塩満 ちほ
2
,
岡崎 美智子
2
,
名原 壽子
3
1国立保健医療科学院疫学部
2宮崎県福祉保健部健康増進課
3九州看護福祉大学
pp.358-363
発行日 2007年4月10日
Published Date 2007/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100657
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読者からの大きな反響
本連載第1回目の掲載後,多くの読者の方々から電子メールをいただいた。編集担当者の話では,これほどまでに大きな反響は初めてということである。それだけ保健師のメンタルヘルスは厳しい状況に置かれているのだろうか。
保健師が不死身であったり完全健康人であったりするわけではなく,ましてや社会環境が激変し保健師の職場環境が変貌を遂げ,過酷な職場環境を突きつけられ,人員削減の嵐が吹き荒れる現状では,そうした課題が如実に現れてきたといえよう。今回は,読者の皆様からいただいた電子メールのいくつかを紹介することによって現状の問題点を提示し,それを読者の方々と共有しながら保健師のメンタルヘルスの現状について考えたい。
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