特集 地域ネットワークはこう作る! 実践例に学ぶ連携のノウハウ
コラム:ネットワーク作り私のコツ―産業保健編/地域保健編
福原 智子
1
,
徳田 美加子
2
1青森銀行診療所
2徳之島町保健福祉課介護保険係
pp.976-977
発行日 2004年10月1日
Published Date 2004/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100630
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産業保健の現場で保健師のかかえる問題は,実にさまざまです。「労働者の健康を守り,労働者1人ひとりが生き甲斐を持って働き,それぞれの能力を発揮できるようにサポートする」という目的は同じでも,業種や企業の体質などの違いにより表面に現れる問題は多様な形になります。
そのため,産業保健分野における保健師同士のネットワークは,とても重要な役割を持ちます。保健師が1人,あるいは少人数という職場にあっては,悩みを共有できる仲間がほかにいるということは,大きな励みになります。また,その意見や情報は,視点を変えたり新しい場面を展開するために,大変役に立ちます。しかし現実には,その重要性は認識されながらも,プライベートなネットワークにとどまりがちです。
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