特集 保健婦活動「私のコツ」
職場環境づくりのコツ
保健婦・保健士が助け合える雰囲気作り
榎田 健
1
1新潟県六日町保健所
pp.914-917
発行日 2001年11月25日
Published Date 2001/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902519
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私は1994年に新潟県公衆衛生看護学校で公衆衛生を学び,同じ学校で机を並べたもう1人の保健士とともに,新潟県初の保健士としての保健士人生を歩み始めた。現在,新潟県内には私を含め5名の保健士が働いているが,働く領域は行政の保健分野だけでなく,福祉や医療分野など多岐にわたる。
しかし,保健婦に対して保健士の割合は非常に少ないため,認知度は非常に低いのが現状であり,保健士の可能性はまだ未知数である。ここでは保健婦の職場に保健士が入ることでどのような変化があったかを分析し,これからの保健士の役割について明らかにしたい。さらに,これまで女性の職場とされてきた職域で,われわれ保健士か力を発揮できるための心得についても考えてみたい。
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