特集 障害のある子どもと家族への支援 保健師が知っておきたい制度・現状・情報源
発達障害児の療育と医療について
河邉 眞千子
1
1あいち小児保健医療総合センター
pp.698-701
発行日 2005年8月1日
Published Date 2005/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100177
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発達障害児とは心身の発達に何らかの特徴を持っている子どもたちのことで,具体的には脳性麻痺などの肢体不自由,ダウン症,自閉症,精神遅滞などが該当する。また,近年注目を集めているアスペルガー症候群,注意欠陥多動性障害など,軽度発達障害とよばれる子どもたちもこの範疇に含まれる。
この発達の特徴によって子どもたちの生活が阻まれることがなく,豊かに成長するためには,それぞれの子どもの特徴に合った支援が必要である。本稿では就学までの期間の支援について,療育機関と医療機関を中心に概説する。
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