シンポジウム 看護教育の問題点—第15回日本病院学会から
看護教育の本質論
薄井 坦子
1
1東京女子医大高等看護学院
pp.7-8
発行日 1965年8月1日
Published Date 1965/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908813
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湯槇先生のお考えを十分にお伝えできますかどうか非常に心もとないのですが,お伺いしてまいりましたことをまとめて述べさせていただきます。
現在看護界はさまざまな課題をかかえその解決を迫られておりますが,将来の看護を憂うるものの一人として最大の苦悩は,これらの課題の解決策が見いだしえないということではなくて,現実の問題として微々とした動きとしてしか動かない,あるいは動かしえないということにあるのであります。
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