NURSING EYE
臨床実習指導に喜びを求めて
丸山 由美子
1
1広島県立広島病院小児病棟
pp.848-850
発行日 1988年12月25日
Published Date 1988/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908604
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小児病棟で臨床実習指導者になって,2年が過ぎようとしている.看護学校を卒業して4年目の終わりに,臨床実習指導者に,という話が舞い込んだ.看護教育に関しては何も教育を受けていなかったにもかかわらず,今思えば怖さを知らなかったからか,少しは悩んだものの自分の勉強になるだろう,とすんなり引き受けた.
ところが,実際に教育の畑に足を踏み入れてみると,これはなんと責任ある立場かと驚き,悩んだ.しかし,悩みながらも学生とのかかわりの中で,たくさんのことを学んだ.少しずつではあるが,実習指導とはどういうものか,つかみかけたような気がする.新米指導者がこの2年間で学んだことを,思いつくままに表現してみたいと思う.
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