特集 POSの原点と臨床への応用—第10回POS研究会記録
特別講演
医学・看護教育と医療の実践
ハースト J. W.
1
,
植村 研一
2
1アメリカ・エモリー大学
2浜松医科大学脳神経外科
pp.706-713
発行日 1988年11月30日
Published Date 1988/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908572
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植村先生によるハースト先生についての簡単な紹介
ハースト先生は1920年,アメリカのケンタッキー州でお生まれになり,1944年,ジョージア大学医学部をご卒業になって,すぐに内科のレジデント(研修医)になり,そのあとハーバード大学の一番大きな大学病院であるマサチューセッツ総合病院のホワイト教授について,循環器内科を勉強され,ホワイト先生の最後の弟子になられました.1950年に,エモリー大学の教官になられ,それから,ずっとエモリー大学にいらっしゃいますが,途中ちょっと抜けまして,マサチューセッツ州ベセスダの海軍病院に行かれ,ジョンソン元大統領が上院議員をしていらした頃からずっと,大統領となっている間も連続して18年,間循環器内科医の立場からの主治医として,ジョンソンさんの健康管理をされたということでございます.
そして,1955年にエモリー大学の内科に戻って,56年に同大学内科の主任教授になられ,実に30年間にわたって内科の主任教授をしておられました.そして昨年,主任教授を降りられて,今はエモリー大学病院の循環器部長をしておられます.
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