調査研究
母性・小児看護学実習指導の接点を考える—母と子を同時に見つめる看護教育
松村 惠子
1
,
浜田 優子
2
1同愛記念病院付属高等看護学院助産学科
2帝京高等看護学院
pp.551-555
発行日 1988年9月25日
Published Date 1988/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908549
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
人間は多彩な行動パターンをもって社会生活を営み,そして社会は多様な人間関係から成り立っている.この多様な人間関係の中で,母と子の人間関係は,ひとりの人間が一生の間でもつ最初のものであり,そのもつ意味はあらゆる面において最も重要といえる.
また,胎児・新生児・乳幼児各期において多くのかかわりをもち,健全な母子関係の成立へと援助していく看護者の存在も大きいと考える.
Copyright © 1988, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.