実践報告
看護学生の臨床の場における指導能力を高める試み
石塚 清子
1
,
宮田 厚子
1
,
金山 智子
1
,
石川 淳子
1
,
宮川 美和子
2
1香川県看護専門学校臨床看護学科
2香川県立中央病院
pp.210-219
発行日 1988年4月25日
Published Date 1988/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908500
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はじめに
最近の学生の特徴としてよく見られることは,定められたことは実施するが,自分から意欲的に物事に取り組もうとする傾向は少ないように見受けられる.そこで,どのような学習方法をとれば,主体的に取り組むようになるかについての検討が要求される.
私たちは60年度3学期に,3年生に1年生の基礎看護技術演習を学内で指導させた.この際3年生が得たものは,①基礎看護技術の再確認,②指導する入の気持ち,立場,指導することの難しさ,③1年生との交流の深まりができた,などであった.
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