特集 新しい職種(社会福祉士・介護福祉士)の誕生
社会福祉士・介護福祉士誕生の背景と養成内容—看護職は新職種の誕生をどう考えるか
望月 弘子
1,2
1山梨県立高等看護学院
2社会福祉士介護福祉士養成施設,試験等検討委員会
pp.135-141
発行日 1988年3月25日
Published Date 1988/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908489
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
1980年代に入って,わが国の人口の高齢化は世界に類をみないスピードで進んでおり,介護を必要とする老人はますます増加している.さらに世帯規模の縮小,扶養意識の変化など家庭における介護力の低下から,これにどう対応していくかは緊急の課題であった.
そこで厚生省では‘社会福祉士・介護福祉士’という新しい職種を誕生させることにし,昨年5月に法案を成立させ,今年4月から両職種の養成が開始されることになった.そこで看護職にも関係の深い社会福祉士・介護福祉士の誕生の背景,養成内容,法律規定などを紹介することにした.
Copyright © 1988, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.