特集 看護国際交流
学生の視野を広げ看護を学ぶ—マウント・セント・メアリー病院などへの研修旅行
生田 俊子
1
1聖マリア学院短期大学
pp.106-109
発行日 1988年2月25日
Published Date 1988/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908484
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はじめに
聖マリア学院短期大学では1987年8月22日から8月31日までの10日間,アメリカ西海岸の看護関係施設への海外研修旅行を行った.参加者は2年生52名(定員100名,現在数107名),引率教員4名であった.
研修の目的としては,①米国のカトリック系の大学であるロスアンゼルスのマウント・セント・メアリー大学とハワイのカトリック系の病院を見学して,愛の看護の実情を学ぶこと,②国際感覚を身につけ,自己を見つめ自主性をいかし,国際社会の中で,自己の適応の可能性を試す,③日本の看護教育の今日の発展は,米国の看護指導者たちの影響が大きく,現代もなお,看護教育の水準は世界のトップレベルにある.そこで短い期間ではあるが,米国の看護の現状から学び,これからの自己の看護について考える,ことである.
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