特集 これからの医療とPOS—第8回POS研究会報告
Ⅳ.シンポジウム2‘POSと教育’
病院実習における栄養科学生へのPOS教育
寺本 房子
1
,
平松 智子
2
,
小田 朋子
2
,
市川 和子
2
,
川上 祐子
2
,
河原 和枝
2
,
難波 三郎
2
,
中島 行正
3
,
上田 智
4
1川崎医療短期大学栄養科
2川崎医科大学附属病院栄養給食部
3川崎医科大学公衆衛生学
4川崎医科大学検査診断学
pp.904-908
発行日 1986年12月30日
Published Date 1986/12/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908319
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川崎医療短期大学栄養科は,臨床向け栄養士養成を目的とし,1学年50人の3年制短期大学として,1983年開設された.3年間で一般栄養士養成に必要な専門科目の他に,臨床検査学,病理学,医学用語,看護学などの臨床医学関連分野を学習させ,また病態栄養学,栄養指導及び,栄養指導実習については,時間数の追加をしている.さらに本学の特徴として約1年間かけて,川崎医科大学附属病院を中心とした病院実習を行っている.
一方,川崎医科大学附属病院では,1973年の開院以来当時の柴田進院長が,各科共通のgeneralchartを作り,Weedらが提唱したPOSで記載しており,最近では,医師,看護婦,栄養士らが,チーム医療を行ううえでPOSを積極的に取り入れている.
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