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大学における入学試験選抜方法の相違による影響について
大原 宏子
1
,
内野 幸子
1
,
藤田 美津子
1
1山口大学医療技術短期大学部
pp.569-574
発行日 1984年9月25日
Published Date 1984/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908004
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はじめに
わが国における大学入学試験制度のあり方は,高等学校の教育にも多大の影響を与え,社会的にも大きな関心がはらわれている.共通一次試験をはじめ,各大学ごとに行われる二次試験についても,試験科自,小論文,面接など慎重に検討されてはいるが,全体的な傾向として,各大学においては学科試験に重点がおかれている場合が多い.
本学においても,看護教育に適応できる学生を厳正に選抜するための方法として,学科試験と面接を実施してきた.そしてさらに昭和57年度からは,看護学科学生の定員を確保するためと,看護を学ぼうとする意欲のある者をより多く入学させたいという目的で,推薦入学制度を導入した.
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