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‘3年間頑張る’という姿勢が能力を高めていきますね
石原 幸子
1
1甲府看護専門学校教務課
pp.537
発行日 1982年9月25日
Published Date 1982/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907713
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石原先生が看護教育に携わったのは昭和27年から.設立直後の甲府准看護婦学校の教務主任となり,認可規準にそった学校づくりをするため,カリキュラムの編成,教育内容の決定,施設の整備などに孤軍奮闘.以来,地域に根ざした看護婦養成を行ってきている.
先生の‘学び’に対する姿勢は厳しい.職場と学校を両立させている生徒たちに対し,‘働きながら学んでいるのではなく,学びながら働いていると考えなければ.そして学びを働きの中に生かし,いかに学びに還元するかが問題’と言い続けている.‘確かに定時制の教育を受けるのには困難な点もありますが.働いているのだからと甘えたり,甘やかしたりしてはだめです.専任教員や講師の先生方にもそう言っているんです.3年間頑張り通す強い意志が,生徒のレベルを上げ,知的能力につながっていくと思っています’と語る.
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