特集 情報科学教育 看護とコンピュータ
座談会 コンピュータは怖くない[1]
和田 孝雄
1
,
高井 正子
2
,
中川 泉
3
,
坂根 喜代子
4
1慶応義塾大学医学部
2聖路加国際病院内科
3聖路加国際病院公衆衛生看護部
4千葉大学看護学部成人看護学第1講座
pp.271-289
発行日 1982年5月25日
Published Date 1982/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907678
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PART・I コンピュータとの出会い
和田 本日はお忙しいところをお集まりいただきありがとうございます.最近コンピュータが盛んに使われるようになり,看護の分野にも入り込んできています.従って教育をされる方も,この面のことにいろいろ苦労がおありと思います.そこでコンピュータを利用して,看護の問題とかPOSと関係してお仕事をされている方を招いて,一度お話合いをしてみようということになりました.
今日は,とにかく肩肘張らずに,今はマイコンが非常に普及している時代ですから,コンピュータというものももう少し,今までの,えらいむずかしいものだという感じをなくして,とにかく生活の中に取り込んでしまうということが必要なので,そういう意味からも,雑談的なことでも結構ですから,お話いただきたいと思います.それから最終的には,看護学というものにどういうふうに結びついていくかということに,話をもっていってみたいと思います.
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