ルポルタージュ 女と靴下・15
人と動物たち—増井光子さんの生活と意見
鈴木 俊作
pp.708-717
発行日 1979年11月25日
Published Date 1979/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907388
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読者の好評に支えられて,この連載も15回を迎えた.肩書があるわけではない,看護の世界でまとまった仕事を持っているわけでもない私が,これまで自由に書き続けてこられたのは,読者の皆さんの支えがあるからであった.連載執筆が縁となって,話に来いと招かれた病院や看護婦さんの集まりもいくつかあった,私に直接寄せられた批評や感想も少なくない.その中に悪意に満ちたもの,曲解でねじまげられたものが1通もないことに,私は大きな喜びを感じている.
読み物として,むずかしい理屈をぬきに,足を使い目で確かめながら書く作業はつらいことも多いが,反面で楽しい発見も少なくなく,新米記者1年半の経験は私自身にも貴重な勉強の機会となった.
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