われらカンゴ族
姉 浅田光子さん 妹 文子さん
浅田 光子
1
,
文子
2
,
本誌
1諏訪赤十字病院北3病棟
2諏訪赤十字病院北4病棟
pp.121
発行日 1986年2月1日
Published Date 1986/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921313
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姉の光子さんは助産婦として産科病棟で‘誕生’に接する機会が多く,文子さんは外科系病棟で終末期の患者さんを受け持つ機会が多い.人生の始まりと終末という両端の事例を話し合うことで,お互いの看護に対する考え方を確かめ合っている.そんな時,姉妹看護婦のメリットをフルに生かしているのだが,家に帰っても仕事から解放されないようで,少しうんざりもする.
「私がどうしても仕事のことで話したいと思っている時に,姉の方は仕事のことを忘れたいと思っていることもあるので,そのすれ違いが困るのよね」
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