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小児看護の教育における保育所実習の意義
杉本 正子
1
,
桜井 美知子
1
,
瀬谷 美子
1
1神奈川県立衛生短期大学
pp.551-557
発行日 1979年9月25日
Published Date 1979/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907366
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はじめに
子供を看護する場合に,子供のもつ特性や成長・発達の特徴を理解することは,ひとりひとりの子供を知る上で基本となることである.昭和43年度に改正された新カリキュラムにより,保健に関する部分が重要視され始め,発育を無視してはこれを扱うことのできない小児看護では,健康児の把握の必要性が認識され始めた.
疾病にかかり特殊な状態にある子供を看護する場合に,健康な子供はどんな状態であるのか(顔色,活気,食欲など)を知識として持っているだけてなく,子供と接することにより,体験を通して子供をとらえる必要性があると考えられる.
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