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アメリカ合衆国の看護大学におけるカリキュラムはどのように作成されているか—ワシントン大学看護学部のカリキュラムを中心として
仲田 妙子
1
1愛知県立看護短期大学
pp.216-227
発行日 1979年4月25日
Published Date 1979/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907326
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はじめに
愛知県立看護短期大学は創立10週年を迎えるにあたり,これまでのカリキュラムの問題点を整理し,より充実したカリキュラムをつくりたいと考え,一昨年(昭和51年),その改善に着手した.
改正の主なる目的は次の3点であった.第1は保健婦助産婦看護婦法(以下‘保助看法’と略す)に規定されている国家試験の受験に必要な科目を修得するために,これまでの当学のカリキュラムでは必修科目はもちろんのこと,選択科目のほとんどを履習しなければならず,自主的に科目を選択する余地はほとんどなく,選択科目としての意味を失っていることから,必修科目のみで国家試験の受験資格が得られるように整理したいということである.
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