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海外研究論文抄読
看護研究と大学院教育
Nursing Research and Graduate Education
VIRGINIA CLELAND
1
,
金井 和子
2
1ウエイン州立大学・看護大学院
2東京大学医学部保健学科
pp.508-513
発行日 1976年8月25日
Published Date 1976/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907016
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――看議研究は大学院看護課程の中に,単なる飾りものとして加えられるのではなく,制度として取り入れられ,きちんと組みこまれなければならない――
他のプロフェッションと同様に看護も,外部の力によって引き起こされた問題に直面しているのは事実であり,そしてその問題は看護が独自では解決のできないものである.しかしながら同時に,看護の力で解決できる問題も存在する.というのはこれらの問題はそのプロフェッション内の要因によって起こったからである.われわれは自分たちが持っているものを効果的に利用してこなかったし,看護が非常に必要としている研究および研究者に関してはなおさら,自分たちの資源を賢明に使ってきたとはいえない.
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