大阪大学医療技術短期大学部看護科学生の動向
Ⅳ.入学生の看護に関する認識
氏家 幸子
1
,
砂田 美津子
2
,
依田 和美
1
1大阪大学医療技術短期大学部看護科
2大阪大学医学部付属病院
pp.190-198
発行日 1974年3月25日
Published Date 1974/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906758
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看護を学ぼうとする学生が,看護についてどのように考えて入学するのかは,看護教育に当たるものにとって大きな関心事である.看護教育機関が各種学校から,短期大学,大学等になった場合,どのような考え方をしている学生が入学しているかについて知ることは,教育を実施する上で必要であろう.看護学生が看護についてどのように考えているかについては,これまでにも種々の形で発表されている.しかし,同一校での変遷については,十分な資料が得られる文献が見当たらなかった.これらの点を配慮しながら,前回の入学時の状況の一環として,私たちが昭和42年度(1期生)より調査している,看護行為および看護婦についての入学時の学生の見方を述べたい.
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