新カリの経過と現状—その問題点をめぐって
Ⅰ.新カリ実施に伴う数的変化
中桐 佐智子
1
,
岡崎 節子
2
1順正短大
2順正高等看護学院
pp.114-127
発行日 1972年2月25日
Published Date 1972/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906561
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
1.緒論
昭和42年11月30日の文部・厚生両省の省令第1号は,「保健婦助産婦看護婦学校養成所指定規則」の一部改正というより,ほぼ全面的改正であり,看護教育制度の新らしい局面を開くものとして看護界はもちろん広く医学界の注目を集めた1-4).
看護教育における新しいカリキュラム(以下新カリと略)の編成は「新カリ」の名の下に,看護教育のみならず,その3年間の修了者に対する保健婦・助産婦教育に対しても新しいカリキュラムがおのおの編成された.
Copyright © 1972, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.