看護学校のあゆみ 京都大学医学部附属看護学校・5
新制度への転換
荒木 操
pp.61-66
発行日 1966年10月1日
Published Date 1966/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905716
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現教育への移行
前回すでに紹介したが,昭和20年4月京都帝国大学医学部附属病院に厚生女学部が開設された,高等小学校卒業を入学資格として,看護婦に須要な学術技能を習得させ且つ高等普通教育を施すのを目的として3ヵ年の教育が発足した。年一回の募集である。これにともない旧養成の昭和19年10月募集した看護婦科第86回生を最後に制度改変ということになった。
戦いたけなわの時,看護婦はいくらあっても足りない状態で,文部省関係にある大学病院では養成所を改め厚生女学部とし別表の如き教育が発足した。
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