患者を受け持たせる場合の指導
産科病棟における実習指導
木原 由美子
1
1福岡赤十字高等看護学院
pp.27-30
発行日 1966年2月1日
Published Date 1966/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905567
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はじめに
妊娠・分娩・産褥とは,女性にとって生理的なものであり,また偉大な喜ぶべき現象であります。産科病棟の特殊性として,その対象者の多くは健康人でありますが,未知の現象に不安を抱いている人々が大部分であります。そこでは看護処置よりも指導が大きな位置を占めています。学生は3学年の初めより実習致しますので,特殊病棟を除いて一通りは実習しています。故に看護チームの一員として,すべての看護業務に責任をもって参加させ,高学年としての実習を発揮するように指導致します。
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