特集 自由討議—その必要性と現状
看護婦学校における討議法の活用について
永井 敏枝
1
1中央鉄道病院付属看護婦養成所
pp.11-13
発行日 1963年5月1日
Published Date 1963/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663904368
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はじめに
看護婦学校と一般学校との相違点の一つに,教育の場が病院という特殊な場におかれていることが相当時間あり,またその場の教育的整備という点で多くの問題を残している現在においては,かなりの課題となっており,また教材が非常に多く,種々さまざまの型で存在し,その活用のし方,させ方に幾多の問題があり,従って,学生の教育経験も平等に行きわたらないという点があげられると思います。従って討議法の活用についても教室において行なわれる場合のみでなく,いろんな問題がいろんな場所において行なわれるわけです。それらについて少しまとめてみましょう。
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