特集 自由討議—その必要性と現状
看護学校における自由討議の現状
植田 まさ子
1
1日赤女子短大
pp.18-19
発行日 1963年5月1日
Published Date 1963/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663904371
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看護職業の成長と発展をはかるためには,それにぞくする,個人の指導者としての地位と責任に対する自覚の程度によって,左右されるところが大きいと思います。この責任に応えようとするためには,看護学生時代から,他人と協調してグループに参加する技倆を練習し,さらに発展させる知的生活の機会を持たなければならないと,学校当局でも自由討議の必要性を痛感しました。
同時に学生間でも,高校時代のホームルームをさらに発展した型から討議の時間を望んだ結果,去る32年から,自由討議の時間が持たれました。
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