POS導入 私の教育実践方式・1
POS導入の利点
岩森 茂
1
1広島市立安佐市民病院
pp.438-441
発行日 1985年7月25日
Published Date 1985/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908122
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まえがき
1968年より1969年にかけて,Weed,Lawrence L. が“Medical Records, Medical Education & Patient Care”という単行本・論文を発表し,これを紀伊國氏ら1)が日本語に翻訳し,更には日野原氏を中心とする聖路加病院教育スタッフにより“POSの基礎と実践”2)という著書が出版され,日本での普及が図られてきている.
その後アメリカ合衆国ではPOSに関する著書が相次いで出版され,私の知るだけでも10数冊を数え,POS方式はまたたく間に広まったが,日本ではPOS研究会などを通じて,その導入・拡大が図られているものの,いまだに一部の新設医科大学病院や教育関連病院にしか,この方式は応用されていない.
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