特集 チーム医療の中のPOS—第14回POS研究会報告
一般演題
3 大学病院におけるPOSの実践—当病棟での導入過程を振り返って
川崎 恵津子
1
1大阪大学医学部附属病院
pp.950-953
発行日 1992年11月30日
Published Date 1992/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903637
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当院棟では,より充実した看護を目指し,毎年目標を決め,勉強会を行なってきた.87年には看護過程について,88年にはアセスメントについて,そして89年には看護診断へと学習を進め,89年7月よりPOS導入を開始した.
導入当初は記録に時間がかかり,負担が増えるばかりと思われた.そこでPOS導入に伴い,業務内容の整理,看護体制の変更を行なうこととなった.導入に伴い生じてくる問題を1つずつ解決し,意志統一を図り看護業務を見直し,POS・看護診断の記録を実践してきたので,この過程を報告する.
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