特集 情報化時代のPOS—第13回POS研究会報告
一般演題
当院におけるPOS取り組みの過程
岡田 早苗
1
,
飯島 百合香
1
,
永田 節子
1
,
今岡 光代
1
,
児玉 美幸
1
,
安田 和子
1
,
藤田 直美
1
,
板倉 順子
1
,
石倉 武子
1
1島根医科大学医学部附属病院看護部
pp.762-764
発行日 1991年11月30日
Published Date 1991/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900292
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はじめに
昭和54年の開院に際し,看護記録にPOSを導入したいと考えていた.しかし,十分検討を尽くさず具体的な方法論が組み立てられないまま開院となり,その時点ではいくつかの看護記録用紙をPOSの形に沿って作ってはいたが,問題解決の志向過程に沿った記録の連携がなかった.そのため,経過記録をSOAPで記録することがPOSであるかのような当然と思える勘違いをしたまま経過した.
昭和57年の基準看護の監査をきっかけに看護部として記録検討委員会を発足し,記録の形式よりもPOSの本質を学ぶことを重要と考えて取り組んできた.その過程をここに報告する.
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