特集 看護教育の大学・大学院化
シンポジウム「4年制大学における看護学教育」―国立大学医療技術短期大学部看護学科連絡協議会第16回総会より
看護基礎教育大学化の必要性と教官育成について
長浦 レイコ
1
1新潟大学医療技術短期大学部
pp.137-140
発行日 1991年3月25日
Published Date 1991/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903577
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私は,看護の基本的,実践的なところを,すでに皆さまが日々のお仕事のなかで十分にこなしていらっしゃることに中心をおいて,お話をしたいと思います.
さまざまな大学化の必要性が考えられますなかで,あえて“看護が果たす役割って一体何だったのか”という原点と,“看護基礎教育の目標として,およそコンセンサスが得られる点は何であったか”という確認とで問題提起をさせていただきまして,そして短大教育の限界と感ずる点から,大学化の必要性についてみていきたい.あわせて,教官の育成の必要性にも言及させていただきたいと考えております.
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