研究・調査・報告
全国助産婦学校教官の勤務の実態
高橋 克幸
1
,
飯塚 幹夫
1
,
内藤 洋子
1
1全国助産婦学校協議会処遇改善委員会
pp.690-693
発行日 1986年8月25日
Published Date 1986/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206936
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はじめに
わが国の国公立・私立のすべての助産婦養成機関が加入する全国助産婦学校協議会は,毎年,全国の助産婦学校教官の業務や処遇内容について調査を行ない,その結果を関係各機関に報告して,助産婦教育に携わる専任教官,臨床実習指導教官の待遇改善を要望してきた。
近年における日本の社会・経済・文化面における進歩・発展と並行して,助産婦教育に直接関与する学校および臨床の教官の待遇は,ここ数年前まではわずかながらも年々改善されてきた。しかし,もともと不十分な教育条件下でスタートした学校が多いうえに,最近は,行政改革の影響などもあり,改善の歩みが停滞しがちな傾向にある。この点について,助産婦教育に携わる関係者の意見はほぼ一致している。
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