特集 看護師国家試験出題基準の改定
出題基準の改定にかかわって
社会保障制度と生活者の健康
三澤 久恵
1,2
1愛国学園短期大学
2前さいたま市立高等看護学院
pp.813-815
発行日 2003年11月25日
Published Date 2003/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903513
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2003年5月に看護師国家試験出題基準の改定が公表された.「医療提供体制の改革のビジョン(案)」に基づく医療改革の流れや,「新たな看護のあり方に関する検討会」「看護基礎教育における技術教育のあり方に関する検討会」「看護師等養成所の教育活動等に関する自己評価指針作成検討会」等の一連の動きの中で,看護学教育は変革の時をむかえている.
看護師の資質向上に国家試験が果たす役割は大きく,今回の出題基準の改定は今後の看護教育の方向に少なからず影響を及ぼすと思われる.筆者は,専修学校で看護基礎教育に携わる者として改定にかかわった.
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