特集 医療事故の実態と基礎教育
病院における医療廃棄物処理システムについての一考察
山田 寿江
1
,
屋宜 譜美子
2
1聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院看護部
2千葉県立衛生短期大学基礎看護学
pp.1077-1081
発行日 2001年12月25日
Published Date 2001/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902653
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はじめに
看護の実践において感染予防は,自己・院内感染を防止するために欠くことのできない要素であり,教育されている.しかし,院内感染対策の最終過程である医療廃棄物の排出・分別・処理方法については,感染対策教育への追加として行っている学校,卒後教育の一環として取り上げている病院は少ない.この度,聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院(以後,当院と称す)において,医療従事者の医療廃棄物に関する意識,部署・市町村別等の関連性について比較検討した.この結果から,廃棄物についての卒後教育のあり方を考えてみたい.
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