グラフ
ネパール王国アルボット村の准看護婦ムナさん
加老戸 美佐
1
1東京都立板橋看護専門学校
pp.421-423
発行日 2001年6月25日
Published Date 2001/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902511
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春休みの2週間を利用してネパールを旅した.JICAの派遣で,ネパールでシニア海外ボランティアとして活躍している看護婦・足立典子さんの活動を知ったことがきっかけだった.足立さんは首都カトマンドゥの病院で活躍する傍ら,HEALTH & EDUCATIONCONCERN CENTRE(HECC)というボランティアグループにも参加し,健康と教育に関するさまざまな活動を展開している.HECCは1997年にアルボット村に診療所(ヘルスポスト)を設立した.また,村の子どもたちが勉強できるようにと,5年前から文房具の寄付も行っている.
村の診療所とはどのようなものか,子どもたちはどんなふうに過ごしているのか自分の目で見たい,知りたいと思いネパール行きを決めた.看護学校の友だちの協力を得て集まった文房具を携えて,アルボット村を訪ねたのは3月の末だった.
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