海外文献にみる看護教育学研究
水道水浣腸と石鹸水浣腸による腸洗浄,水分吸収,不快感
櫻井 利江
1
1聖路加看護大学大学院博士後期課程
pp.756-758
発行日 2000年10月25日
Published Date 2000/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902355
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研究の背景
浣腸は基本的な看護技術であり,看護婦は腸の動きをアセスメントし,浣腸の必要なときを判断し,医師に処方を依頼する,あるいは浣腸を施行し,副作用を探り浣腸の効果を評価する.浣腸法のうち,最もよく行われるのは水道水と石鹸水を使用する浣腸である.これらの浣腸に使用される溶液は,100年以上も日常的に投与されてきた.しかし,その効果や使用にあたっての正確な適応,副作用などについてはほとんどわかっていない.さらに選択の理由となると伝統的な使用であったり,個人の好みだったりする.
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