社会人経験をもった者の夜間大学院での学び

戦争中の空白の期間

　第二次世界大戦の戦争中は，授業がなく，学校全体が銃後の守りとして様々な機械の製作に当たっていた．私のクラスも学校工場として飛行機の部品の製作に明け暮れていた．戦争が終わるまでひたすら油まみれになって働いた．終戦後に，看護婦を目指して東京に出た．

　戦後の看護教育模範学院として，日赤と聖路加の学生が一緒になり教育を受けた．GHQの先生のクラスで通訳つきで授業が行われたこともあった．