特集 フィジカルアセスメント
第2章 どのように実践につなげるか
その人の強みをアセスメントしよう
小林 貴子
1
1浜松医科大学医学部看護学科
pp.960-963
発行日 1999年11月30日
Published Date 1999/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902163
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今,看護に求められるもの
看護をとりまく状況は,少子・超高齢社会の到来,医療技術の進歩や低経済成長期の中で厳しい医療費抑制の要請などの影響を受け,大きく変化している.訪問看護ステーションは,1997年5月末で2020か所であり,最終的な整備目標は20000か所とされる1).
このように,従来の医療施設内中心の看護から,中間施設や在宅での看護へと,看護職の活動の場や機能が拡大し,豊かな人間性を備えた質の高い看護職の育成が求められている.
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