連載 ポジティブな地域づくりを考える ポジティブ心理学×公共哲学から見る公衆衛生活動・9
社会における美徳・強みの活用
小林 正弥
1
,
島井 哲志
2
1千葉大学大学院社会科学研究院
2関西福祉科学大学
pp.1040-1045
発行日 2020年12月10日
Published Date 2020/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664201562
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第9回は,前回に続き「強み」と美徳を取り上げ,その活用について考えていきます。
まず小林氏が,加齢に伴う健康の変化と「強み」との関連,「ケアの倫理」の展開と美徳との関連,「強み」の活用における中庸の重要性,「ポジティブ倫理」の提案について解説します。後半は,島井氏が現場での「強み」の活用方法や,職業倫理と「強み」との関連について述べます。
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