海外文献にみる看護教育学研究
短大準学士課程学生と学士課程学生の臨床体験の違い
榊 由里
1
1日本赤十字看護大学修士課程
pp.118-119
発行日 1999年2月25日
Published Date 1999/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902017
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日本においても看護教育の高度化が急速に進み,今や多くの学生が大学で学んでいる.一方で短期大学や看護学校も存在しており,毎年数多くの学生を現場に送っている.このように看護教育が非常に多様である現状の中,各々のプログラムで学ぶ学生間の相違は注目に値する関心事であろう.この現象はアメリカにおいても同様であり,2年課程の短期大学と4年課程の大学で看護を学んだ学生は,卒業後同じRNという資格を与えられ,看護実践を行うことになる.
看護が実践の学問である以上,在学中の臨床実習は欠くことのできないものであり,それは学校の種類を問わず行われている学習過程である.
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