臨床に資する看護研究―私の研究指導 第3部 研究に必要な情報
看護に必要な用具をどう作るか―ベッド上端座位保持具「座ろうくん」の開発から原点を考える
園尾 義之
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1(株)エフ・アイ・ディ
pp.990-995
発行日 1998年11月30日
Published Date 1998/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901972
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在宅で生活するお年寄り本人や家族にとって,その人らしい生活を実現するために福祉用具は欠かせないものです.用具を上手に活用することで,生活の質は必ず向上し,お年寄りの自立の援助になり,介護者の労力の軽減になります.このことは,病院や施設においても同様です.
福祉用具は介護する人,される人がこんな用具があれば便利だな,というのが原点で作られたものです.そこで,看護職の方が自分で考えた用具をどうすればできるのかを考えてみます.
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