NURSING EYE
人生経験の中で生まれてきた「問い」につき動かされて―学士入学して学ぶ看護
押味 蓉子
1
1東京女子医科大学看護短期大学
pp.793-795
発行日 1998年10月25日
Published Date 1998/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901926
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
なぜ今“看護”を? それは急に思いたったものではなく,ただ純粋に“人のために働きたい”という18歳の思いに始まっている.
長く私を魅了した命はもっぱら細胞レベルであった.医学部で顕微鏡下,透明で銀色に輝くカエルの筋繊維から,ネズミ・ヒトといろいろな種類の血液細胞・ガン細胞を相手に研究しているうちに,子どもが大学生になるほどの年月が経っていた.
Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.