Scramble Zone
よりよい看護教育をめざして―会議における基本的姿勢と運営の在り方
土屋 八千代
1
1山梨県立看護短期大学
pp.671-676
発行日 1997年8月25日
Published Date 1997/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901671
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はじめに
組織のある所には物事を進めていくために種々の会議がある.看護系の学校を例にとれば,各講座の会議から各種委員会,そして最高決議機関である教授会や理事会等々.しかし,会議の構成員は会議運営の基本をどれだけ熟知し実践しているであろうか.疑問に感じる場面に遭遇する中で,自分の姿勢を振り返りつつ,会議について考えてみたい.
会議とは組織の基本方針に沿って,大なり小なり何かを企画し調整・決定していく機関であると考えている.しかし,その組織の基本方針や目標が不明確であったり,一部の意見で途中変更されることがあると,会議の構成員としては判断の基準が明らかでなくなり,その結果,企画立案等が困難になることが多い.
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