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特集 カンファレンスの在り方
カンファレンスの在り方―その基本的意義を問う
What a Conference Should Be: Conference-Search for a Basic Meaning and Methods
奈良 勲
1
Isao NARA
1
1広島大学医学部保健学科理学療法学専攻
1Institute of Health Sciences, Hiroshima University School of Medicine
pp.590-594
発行日 1995年9月15日
Published Date 1995/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104369
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Ⅰ.はじめに
「カンファレンスの在り方」という特集テーマは当ジャーナルで初めて企画される.
筆者に与えられた課題は「カンファレンスの在り方―その基本的意義を問う」である.なぜ今さら,カンファレンス(conference)の在り方を問うのかと疑問に感じる読者もいると思う.ここでいうカンファレンスを理学療法部門やリハビリテーション部門で開かれる検討会,もしくは会議と規定すれば,それを体験していない読者は皆無であろう.だが,われわれはカンファレンスの基本的な意義や在り方をどれだけ理解・認識してそれに臨んでいるのだろうか.筆者をはじめ,ほとんどの読者も,それを嫌というほど体験してきたにもかかわらず……
そのようなことで,本テーマについて初心にかえって整理し,それ自体の語源とそれに関連した事象,そしてそれが有意義で,かつ効率的であるための条件などについて言及してみたい.
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