連載 大地を踏みしめて・2
5月病とカウンセラー
関根 龍子
1
1国立療養所東京病院附属看護学校
pp.396-399
発行日 1997年5月25日
Published Date 1997/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901622
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本校は国立療養所に附設している学生定員1学年100名(総定員300)の大型校とよばれている専修学校です.高等学校卒業後にストレートで入学してくる者の他に,社会人を別枠で受け入れ,背景,年齢,性別など様々な学生が学んでいます.
学校のまわりの木々が新緑に染まる頃,そろそろ学校生活に慣れ専門の学習に順応し始める時期は,少々心配な時期でもあります.少子化・高学歴志向・生活の利便化による影響もあると思いますが,学生間の意思疎通がなかなか出来なかったり,初めて寮生活をする学生の中には生活体験の乏しさなどから寮生活に不安を抱き,自主的に行動がとれなくて悩み始めたりする学生もでてきます.
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