連載 実践の場で生かす関係法規―看護者の主体的な行動のために・8(最終回)
看護婦になりたい
柏田 芳徳
pp.226-229
発行日 1997年3月25日
Published Date 1997/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901585
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私は,子供の頃に交通事故で入院したときの経験から,自分も将来は看護婦になりたいと考えています.でもここにきていくつか心配な点があります.1つは,交通事故の後遺症で左手の指が十分には動かなくなっていることです.利き腕ではありませんから日常生活にはほとんど困りませんが,やはり看護婦になるには支障となるのでしょうか.もう1つは,中学3年のころ,友達に勧められるまま遊び半分でシンナーを吸っていたところを警察官に発見され,家庭裁判所に送られた過去があることです.家庭裁判所からは何の処分も受けませんでしたが,そして,今では真面目に生活していますが,私のように前科があると看護婦にはなれないのではないでしょうか.
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