グラフィックでホームページを利用する

日々進歩するインターネット環境

　前回までは，千葉大学附属図書館やUMINが一般に開放しているIynxというソフトウェアを使って，文字ベースで看護に役立つ日本語Webページを利用する方法を紹介してきました．Iynxは，どんなパソコンやモデムでも比較的快適にインターネットを使用することができるので，必ずしも恵まれたハードウェア環境にない看護の教育現場では大変重宝するソフトです．しかしその反面，昨今流行のグラフィック主体のWebページを見る場合にアクセスできない部分が生じます．これらの部分は，教育・研究ということからするとあまり重要でないことが多いのですが，気になることも確かです．

　最近，NIFTY-Serveではインターネット利用のサービスが充実してきており，Windows 95用のNIFTY Manager最新版では，Netscape Navigatorやマイクロソフト・インターネット・エクスプローラといったクリックするだけでグラフィックベースでWebを見ることができるソフトと連動して働くようになり，とても簡単に利用できるようになりました．そこで今回はそれを利用してグラフィックベースの画面を見てみます．