グラフ
新カリにも対応 思いをかたちに―藤沢市立看護専門学校新校舎見学記
前川 幸子
1
,
本誌
1藤沢市立看護専門学校
pp.509-511
発行日 1996年7月25日
Published Date 1996/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901399
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
「さまざまな人との関わりから生まれた思いが実現して,この学校になりました」.中村節子副校長がはじめに話してくれた言葉である.藤沢市立看護専門学校の新校舎は,約8年にわたる構想を経てこの4月に完成した.教師だけでなく,行政,設計,建築に携わる人々の,21世紀を担うナースを地域ぐるみで育みたいという思いを,何度も重ねられた会議や施設見学の中で交差させ,熟成させてできたものだ.
こういう学生を育てたい,こんな教育をしたいという思いは教師ならだれでも持っているものであろうが,その教育理念を学舎に具現化するのは容易なことではない.
Copyright © 1996, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.